老舗の場所に、新生フレンチ ~tirpse(ティルプス) @白金台
2014年 04月 05日
この大きなワインセラーのある入口。
来たことのある人なら、お気づきだとは思いますが・・・・・
かつて、あの「カンテサンス」のあった場所に、その「カンテサンス」で経験を積んだ
若いシェフとソムリエが、そのまま居ぬきで入り、新しいフレンチレストランを立ち上げました。
「tirpse ティルプス」
うふふ、完全に「カンテサンス」ですよね(笑)
「esprit<エスプリ>」を後ろから読んだものが店名の由来、だそうです。
入口付近にはイギリスの公衆電話ボックス(どうしてあるのかわかりませんが、、、、(笑))
カンテサンスはダイニングでの撮影が不可だったので、初めて写真をバシャバシャ。
というのも、まだ誰もお客様がいなかったので、
「どうぞどうぞ、たくさん撮って宣伝してくださいね~」と言われ、
お言葉に甘えて
このワインのアイスボックス(水槽)だけ、新しく入れたもの、とのこと。
インテリアも全部一緒。
「ワインセラー、(置いていってくれて)とっても助かりました~。
これだけのワインセラーを新しく作るのは大変なので」と、おっしゃった見事なワインセラー。
「当たり前ですけど、入ってたワインはすべて持っていっちゃいましたけどね・・・・」
って、スタッフの方はとっても気さくで楽しい方でした。
さて、私たちの今日のお席。
理由あって、個室を用意して頂きました。
早速、お食事開始です。
久しぶりに会うので、まずは乾杯をして近況報告。。。
私たちが、弾丸トークで話すので、メニューの説明をするタイミングが、
とっても難しそうでした・・・・・(^^ゞ すみません。。。
しかも、1品1品、「えっと、今のなんでしたっけ?」って聞きなおしたりしても
「何回でも説明しますから、何回でも聞いてくださいね~~」!!
もう、この時点で、近いうちに、絶対に又来るーーーーー!!と思ったのでした(笑)
今夜は魅惑の10品。おまかせのコース1つのみです。
☆amuse
タマネギのチップスとムース アールグレイの茶葉
ふわっと、口の中ですぐに溶けるチップス。
アールグレイが合うからビックリ~。
☆entrée 4皿
九十九里の蛤 白米のスープ シェリービネガーのゼリー 青海苔と芽ねぎ
春のスープです。
ビネガーゼリーが味を引き締めます。
バゲットも、いくつ頂いたことか
そして、こちらは自家製焦がしバター!!
キャラメルのような味わい。
サワークリームとマスカルポーネを練りこんだという、酸味の効いた絶品バター!!
これを持って、全国のパン歩きをしたいーーーー
原木しいたけと生ハム 黒オリーブのパウダー
ぎゅーーーーっと味の染み出る椎茸! 程よい岩塩の甘み。
ズワイ蟹のキャベツ包み
フライドポテト、根セロリ、仏チーズ「コンテ」のソース
中にはクミンの香り。
「ロールキャベツの中身を、蟹にしてみました~」との説明。
何だろう??この心地よさは(笑)
最後4皿目の前菜。
フォアグラ
牛蒡の焼き生地 黒大根、ヘーゼルナッツクリーム 紅芯大根
ここに!!
牛蒡と野菜だけでとったコンソメスープをかけると言うのです~~。
素敵~~!
カリッと焼き上げた表面と、中はふわふわ。
大根と合わせるなんて、和食も思い起こす1品!!
このコンソメは1滴残らず、バゲットとともにお腹へ消えて行きました。。。。
☆poisson
萩産 天然鯛のロースト 大黒しめじと柳松茸 グリーンピースのソース
パリッとした皮目に、桜海老のチップ
春の香り漂う、優しい味。
☆viande
牛肉のロースト スペルト小麦のリゾット 独活と玉ねぎ
この時のカトラリーは、「LAGUIOLE ライヨール」でした!!
ほぼレアに近い火入れ。
「カンテサンス」を思い起こさせる1品です。
ソースは「ジュニパーベリー(針葉樹のねずの木の実)」
穀物酒にこれを混ぜたものが「ジン」の始まりだとか。。。
「カンテサンス」と違うのは、専用パティシエがいることだそうですよ~。
☆dessert
苺のバルサミココンポート ヨーグルトのアイス カシスのメレンゲ オリーブオイルのパンナコッタ
せとかのスフレ せとかとデコポンのソース
生姜とマスカルポーネのアイスの下にはアーモンドクランブル
生クリームとクレームブリュレのクリームとせとかのコンフィチュール添え
☆カモミールティー
わたくし。。。。かなり、頑張りました。。。。
でも、ここからは、、、ヘルプをお願いしました(笑)
ほうじ茶のマカロン キャラメルのソース添えとバナナとヘーゼルナッツのガトーショコラ
素敵なプチフール。
お料理のビジュアルも、そしてお皿もとても美しかったです。
この日のダイニングは貸切で1組だった事もあったのかもしれませんが、
人手が足りなくて。。。なんていう口コミも見受けましたが、
全くそんなことはなく、ホスピタリティーも素晴らしかったです。
お食事の最後には、寺田シェフにもお目にかかれました。
あんな有名なレストランをそのまま居ぬきで、なんて
相当のプレッシャーもありますよね~。
でも、お店の外までお見送りをしてくれた際に
「僕たちスタッフ全員20代で、明日はお休みなので、これから近くの居酒屋に行くんです。
それが楽しくて~」とおっしゃったのがとっても印象的でした。
そういう若さ溢れる新生フレンチ。
長く通いたいなあと思わせるお店でした。
また必ず伺いいます。
先日買ったこちらの雑誌にも載っていました。
寺田シェフ。
tirpse
東京都港区白金台5-4-7 BARBIZON25 1F
03-5791-3101
http://www.tirpse.com/
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waffletime at 2014-04-07 23:06
おばんですー。
(オバンじゃないよっ。)
この日もお世話になりましたー。
久しぶりに会えていーっぱいお話し出来て、そして素晴らしいお料理の数々。
忘れられない夜になりました(←あはっ、ちょっと変?)。
また絶対行きたーい。
今度はこの個室で女子会かな。
楽しみー♪
(オバンじゃないよっ。)
この日もお世話になりましたー。
久しぶりに会えていーっぱいお話し出来て、そして素晴らしいお料理の数々。
忘れられない夜になりました(←あはっ、ちょっと変?)。
また絶対行きたーい。
今度はこの個室で女子会かな。
楽しみー♪
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kanapuk2 at 2014-04-08 08:45
>yuccoちゃん☆
しょっぱな、自虐ネタでありがとう(笑)
本当に、忘れられない??!夜となりました。
とってもいい意味でよ♡
そして、期待以上に素敵なレストランだったね。
早く次に行く予定を立てなくちゃね。
そして、個室ミーティングも定期的にしましょうね(笑)
しょっぱな、自虐ネタでありがとう(笑)
本当に、忘れられない??!夜となりました。
とってもいい意味でよ♡
そして、期待以上に素敵なレストランだったね。
早く次に行く予定を立てなくちゃね。
そして、個室ミーティングも定期的にしましょうね(笑)
by kanapuk2
| 2014-04-05 19:10
| French
|
Comments(2)